子宮腺筋症で子宮全摘出の手術をしました
東京でモノクロのマタニティフォトを撮影している、フォトグラファーのChihiroです。
9月2週目から撮影・打合せはお休みをしていますが、その理由は子宮の手術の為に約1週間の入院をしていたからです。
このように手術のことを公開する必要はないと思っていましたが、手術のことを伝えた友人・お客様方が、実はも同じような症状があったり過去に治療したことがあると知りました。
そのことから、婦人系の病気に関しては、女性には身近でありながら、なかなか実際には詳しい話を聞くことが少ないように感じましたので、私の経験談が今後誰かのお役に立てればと思い、今回発信することにしました。
これまでは婦人科系の病気もしたことはなかったので、特に病院に通っていたわけではなかったのですが、約半年前の2020年の年明けの健康診断で重度の貧血と判明しました。
その際には子宮にポリープがあるように見えると言われ検査を繰り返しました。
最終的には子宮内視鏡での検査の結果で、ポリープではなく、子宮内膜症の一種の子宮腺筋症が原因での貧血だと分かりました。
子宮腺筋症は私も良く知らなかったのですが、簡単に言うと子宮の壁が厚くなり肥大していく病気。それが理由で月経量が多くなり、貧血になると言うもの。
症状としては階段を少し登っただけで、気分が悪くなることが多く、自分ではひどい運動不足だと思っていました。他にはいつもよりも頻繁に頭痛もありました。全ては貧血からきていたようです。
治療として、これから15年ほど薬を飲み続けるという方法もありましたが、どれだけ効くかも分からなくて、薬の影響で肌や髪の毛に老けた印象になる可能性があると聞き、それは避けたいと思いました。
二人の息子にも恵まれて、役目を果たした私の子宮。手術することで体が楽になることに加えて、今後子宮癌やポリープなどの心配もなくなると先生から伺い、今の私の体にはメリットしかないという結論で、悩むことなく子宮全摘出を決めました。
お腹に3つの穴を開けての腹腔鏡手術。術後はお腹の中が筋肉痛のような痛みで、全身麻酔の影響もあり数日間ずっと寝ていましたが、その後は帝王切開の時よりもスムーズに回復していて、今はいつも通りの生活に戻っています。
自分では随分回復していると思っていますが、39歳の体には無理は禁物だと分かっているので、撮影はまだしばらくお休みを続けて、10月中旬には完全復帰を予定しています。
今後完全に体が回復して、どのぐらい体が楽になったか、どんな変化を感じているかなど、その辺りについてもお伝えできればと思います。
今後この私の経験談が、どなたかのお役に立てると嬉しいです!
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