初めての遠隔でのマタニティフォト

東京でモノクロのマタニティフォトを撮影している、フォトグラファーのChihiroです。

コロナウィルス感染拡大で3月から撮影を自粛していますが、撮影再開は安全になるまで待つことを考えていました。

しかし現状を考えると安全に外出できるまではかなりの時間が要すると感じ始め、何か今できる形はないか考え思いついたのが ”遠隔でのマタニティフォト”という新しい形でした。

まずは撮影当日までに、ご自宅の窓の位置や撮影に必要なものなどについて、ビデオ電話で打合せを行い、自然光で可能な限りシンプルな設定で撮影できるようにしました。

衣装やその他にも必要なものに関しても、撮影日までにこちらからお送りして、基本的にはどこのお家にもある窓とパソコンがあれば撮影は可能な設定です。

撮影当日は、お客様とビデオ電話で繋ぎ、一緒に最終的な設定を行い実際の撮影を行う流れです。



今回の初めての撮影では、現在4人目を妊娠中の妊婦さんを撮影させて頂きました。

シンプルなマタニティフォト

アシスタントは一番上の小学2年生のお姉ちゃん。

とても頼りになるお姉ちゃんのお陰で、無事に撮影をすることができました!

シルエットの写真を中心に、想像していたように撮影をすることができましたが、改善点はまだまだあると感じて、その後もいろいろと調べて試行錯誤を重ねています。

その後の新しいアイディアによって、今は更に撮影がスムーズにできるようになっています。

ご家族の方がサポートして下さるとよりスムーズに撮影は可能ですが、新しい方法ではご家族のサポートがなくても撮影ができるようになっています。シャッターは遠隔で私が切っています!

立ち合い出産や入院中の家族の面会も難しい状況の中で、残したいと思っていたマタニティフォトも断念となることは、とても残念なことだと思っています。

一番優先すべき命や安全の確保をしながら、撮影が実現可能なこの遠隔での撮影方法。

コロナウィルスがなければ、考えたこともなかった方法ですが、今しかない素敵な姿を写真で残して頂けると嬉しく思っています。

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