赤ちゃんとの幸せな日常風景を写真で残す

東京でモノクロのマタニティフォトを撮影している、フォトグラファーのChihiroです。


私はマタニティフォトをメインでお客様の撮影を承っていますが、産まれたての小さな時期はあっという間で、ニューボーンフォトも、とても貴重な写真だと思っています。



ニューボーンフォトは、産まれて10日ほどで撮影させて頂くことがほとんどですが、去年の秋にはこれまであまり撮影機会がなかった生後2ヶ月〜4ヶ月ぐらいの赤ちゃんの撮影をご希望頂き、ご自宅で撮影させて頂く機会がありました。



その赤ちゃん達の可愛さにはびっくりしました!



新生児の産まれたての小さな可愛さとはまた違った、しっかりとた成長している表情豊かな可愛さがありました。



私の長男が産まれたときには、まだ写真には興味を持っておらず、カメラも持っていませんでした。



長男が産まれてからは暇があれば携帯で写真を撮っていたので、たくさんの写真がありますが、見返すとどれも似たような写真でした。長男がど真ん中に写っている写真。残念ながら、私が一緒に写っている写真はほとんどなく、家族3人揃っての写真は、ほぼない状態です。



長男が産まれてから約12年が経ちますが、今見たいなと思う写真は、どんな家でどんな風に日常生活を送っていたか、私たち(私と夫)がどんな風に長男を可愛がっていたか自然体のストーリーがある写真です。



どんな家に住んでいて、どんな定位置でソファに座って過ごし、どんなマンションの周りの環境で、どんなお散歩コースで過ごしていたか。そんな家族全員が写っている写真が一冊のアルバムになっていて、振り返られたらどんなに幸せか。今はそんな風に思います。



プロに依頼する写真は、ニューボーンの次はハーフバースデーもしくは一歳のバースデーがほとんどだと思います。



私が経験して感じるのは、将来時間が経ったときに特に価値を感じる写真は、赤ちゃんとの幸せな生活がはっきりと思い出せるような日常の写真です。



日常はその時は当たり前なので、特別に感じないかもしれませんが、時間が経つと記憶はどんどん薄れていきます。



実際に次男のときには、産まれてから自分で日常生活をカメラで将来振り返られるような写真を撮っていました。



特にバンコクに住んでいたので、期間限定での生活、将来のために写真でしっかりと日常生活を残すことを意識していました。



その一部をニューボーンフォトや結婚式の写真と一緒に飾ったり、アルバムで振り返っています。



これから先何十年も経ったときには、この日常生活のアルバムのお陰で子供達との時間を思い出せると思っています。


そして、息子達もその写真を見て、小さかった頃のことを思い出してくれると思います。



私が提供するお写真は、私自身も母親として欲しいと感じるものばかりです。



まだ経験していない将来を想像するのはなかなか難しいと思いますが、過去に戻ることはできません。



将来どんな風にお子さんが小さかった頃の思い出を振り返りたいか、想像してみて頂きたいです。



特に赤ちゃんの成長が著しい生後6ヶ月までの時期。その間も撮影させて頂けるような新しい形を考えてみたいと思っています。



このアイディアは、先日お問合せ頂いたお客様とのお話から、実際に形にできたら素敵だろうな!と感じたことがきっかけでした。



マタニティフォトのお客様で、産まれてすぐから生後半年までの1〜2ヶ月ごとに1回少しづつ撮影をお願いしたいと言って頂き、とても良いお写真の残し方だと思いました。



ニューボーンフォトで長い撮影をするよりも、1回の撮影は短くして分散して成長を撮らせて頂くスタイル。


ご自宅での日常はもちろんのこと、季節感が分かるお写真も入れながら、将来へ思い出を残して頂きたいと思っています。



素敵な形でお客様にお写真を残して頂けると嬉しいです!

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